【活動報告】11/15-16防災キャンプ2025・レポート#1(矢板市)

《活動報告》防災キャンプ「楽しくキャンプで多文化防災」開催〜その1〜

11月15日(土)から16日(日)にかけて、栃木県矢板市内にある長井小学校跡地キャンプ場で「防災キャンプ」を行いました!45名のお申込みをいただき、当日は延べ39名にご参加いただきました。1歳から60代まで、子どもも大人も日本人も外国人住民もペットもごちゃまぜ。まさに「多文化」な状態で開催することができました。

これまでTABUWATA では、2023年の「はじめての防災勉強会」、去年の「防災キャンプ2024」を実施してきました。これらの体験を踏まえ、企画された今回の企画。6月ごろから約半年かけてミーティングを重ね、アイデアを集めて、いろいろな方々に関わっていただきながら、準備を行いました。

今年のテーマは「楽しくキャンプで多文化防災」、近くに住む方も、普段は遠くに住む方も、日本人も、外国人も、体験を通して防災について一緒に楽しく学ぶことを目指し、実際に小学校に避難した想定で実践的に学べる場になるよう取り組みました。

今回、参加者たちは事前に知らされた次の4点を想定した「設定」を基に、それぞれが準備したものを持ち寄るかたちで実施されました。

・大きな地震が発生!

・発災により突然、自宅にいられなくなり避難所にやってきた!

・避難所にはいろいろな所から来た人がいる!

・断水により水道が使えない!

そしてもう一つ大事な「設定」は、参加者もスタッフもみんな同じ被災者という想定です。つまり、私たちもスタッフとして避難所を運営しながら、避難所生活には不慣れな状態なのは同じ。困った時にはスタッフと参加者がその場で話し合い、一緒に考えて、やってみながら、2日間を乗り切りました。

これらの設定に基づいたプログラムは、多発する熊被害のため直前に変更を余儀なくされるものもありましたが、いずれも創意工夫を凝らしたものとなりました。

◯1日目(15日土曜日)

・多言語防災用語ゲーム

・水汲み体験/薪割り体験/火起こし体験

・World Cooking Clubとのコラボメニューによる夕飯作り

・ワークショップ「あなたの防災バッグの中身をみせてください」

・教室、体育館、音楽室など試したいスタイルでの宿泊

◯2日目(16日日曜日)

・色々な国の朝ごはんバイキング

各プログラムの詳細は、何回かに分けて報告させていただきます。つづく…

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