【活動報告】
とちぎグローバルセミナー2025にTABUWATAは実施団体として「ミヤラジ「あなたの隣の外国人」出張編 気になる?イスラム教の方の日本での暮らし」を実施して来ました。
このセミナーは栃木県の国際理解、国際協力等を行う団体がそれぞれの特長をいかした内容でセミナーを行うもので、7月から9月の3ヶ月をかけて行われました。今年は16のセミナーが開催されました。
TABUWATAはそのラストの回!16番目の団体としてセミナーを行ってきました。前半はミヤラジ公開録音、後半はハラールのお菓子を食べながらお話をしましょうという2部構成でした。
前半は、毎月第4日曜日にミヤラジで放送している番組「あなたの隣の外国人」の出張編として、公開録音を行いました。いつものスタジオの雰囲気を来場してくださった方に味わっていただこうと、いつもかけている音楽や、途中の曲紹介、「あと残り◯分です」のカンペなど、できるだけスタジオに近い状態を作りました。が、逆にパーソナリティはじめTABUWATAのメンバーの方がいつもと違ってドキドキしてしまいました。
ゲストはインドネシア出身のリンジャニさん。普段は聞けないイスラム教徒の方の生活を伺いました。「食べちゃいけないものを食べちゃった時はどうするの?」「ラマダンって本当に何も食べないの?」「お祈りは1日に何回?」などの用意していたお話のほか、
会場の方にはラジオメッセージの代わりに、付箋紙に質問、意見、感想などを書いていただき、回収してそれに答えるという方式にしました。たくさんの質問などが集まり、私たちもびっくり!後ほどホームページでも回答と合わせて公開予定です。
後半は、ハラール認証のついたお菓子を食べ、インドネシアの紅茶を飲みながら、イスラム教について更に様々なお話をしました。
まず、イスラム教徒の方々が使っているアプリを紹介してもらいました。お祈りの時間や、メッカの方向がわかったり、イスラム教徒の方にはとっても便利なアプリだそうです。
その他、実際にヒジャブ(イスラム教徒の女性が被っているスカーフ)をTABUWATAのメンバーにつけてもらい、どんな布なのか、どうやって頭に巻くのかなど説明をしていただきながら、つけてもらいました。その中で、どこを隠すかは国によって違ったり、被らない人もいるというのを聞き、イスラム教徒の方イコール◯◯と思い込んでいたことを反省しました。会場の皆さんも同じ気持ちだったようで、「へ〜、知らなかったー」なんて声があちこちから聞こえてきました。
たくさんの方が来場してくださり、また興味深くお話を聞いてくださり、本当にいいセミナーになったと思います。
これからもTABUWATAは、多文化共生に興味を持って、いろいろなことにチャレンジしていこうと思います。
この公開録音は、10月26日に放送予定です。ぜひお聴きください!







