12/10防災勉強会レポート【後半】
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後半の部では、同じく宇都宮市市民活動助成の交付を受けているDRF宇都宮さんよりお話をしていただきました。
DRF宇都宮さんは、平時から各団体や市民とつながることで災害が起きたときに情報を早期に集め、支援を行き届くようにしたいと宇都宮市における災害支援のネットワークを作って行こうと活動をされている団体です。
これまでレッツアミーゴで昨年から共に出展するなどの関わりがあり、今回共催という形で関わっていただきました。
話の中では、前半参加してみてどう感じたか、皆さんから感想をもらったあと、災害が起きると街はどのようになるのか写真を見せながらの共有や、災害が起きたあとの事を考えてもらいたいと生活が元に戻るまでの流れの説明、難しい災害・防災用語をやさしい日本語で説明するにはどうしたらいいか参加者の皆さんと考えるなどのプログラムを行ってもらいました。
参加者からの話や感想を紹介します。
・気を付けなければいけないことを知ってはいても、体験してみると思っているほどうまく行動できないということが分かった。
・防災用語をやさしい日本語で言い換えるとき、よく聞く言葉なので直訳したくなってしまうと思うが、言葉の意味を説明するよりも、何をしたらいいのかを伝えることが一番わかりやすい。
例えば車の中で過ごしている人に対して、「エコノミークラス症候群」の言葉の意味を説明されても、おそらく大混乱に陥ってしまう。「狭いところに座ってじっとしていると具合が悪くなってしまうので、時々体を動かしましょう」などと伝えた方がよい。
・こういう経験ができる機会が、もっとあるといいと思った。
・DRF宇都宮さんお話後、協力いただいている「損保保険ジャパン株式会社栃木支店」さんの防災リュックを背負ってみたり、DRF宇都宮さんが持ってきていた折り畳み式簡易トイレや防災グッズの中を見てみることができた。
ご参加いただいた皆さまありがとうございました。



