12/10(日)、DRF宇都宮の共催、損害保険ジャパン株式会社の協力のもと、【はじめての防災勉強会】を行いました。
参加者は、外国人住民を始め、小さなお子さんまで、約20人の方に参加していただきました。
丸一日の活動でしたので、前編と後編に分けてレポートいたします。
前編
午前は栃木県防災館で様々な災害を体験しました。
煙迷路体験では、低くしゃがんで煙(本当の煙ではありません)を避けながら進みましたが、ほとんどの人が煙に巻き込まれるという結果になってしまいました。
また、大風体験では風速30m/秒を、地震体験では震度7を、大雨体験では身動きが取れないほどの大雨を体験しました。
過去に防災館を利用したことがある人からは、「何十年前に防災館を利用したが、改めて体験し、災害の恐ろしさを再認識することができた。」と、また、初めて防災館を利用した人からは、「大風や地震、大雨を体験して、自分ではどうしようもできないことがわかった。」との感想をいただきました。
午後は、宇都宮市上河内地区市民センターに場所を移して、災害食の試食、DRF宇都宮の講話を聴いての勉強会が行われました。
災害食の試食では、DRF宇都宮から提供いただいたアルファ米のおにぎりやピラフなどに、自分でお湯を入れて作って食べてみました。
ほとんどの人は上手に作れましたが、お湯を入れ過ぎておにぎりがお粥になってしまう人もいました。
また、乾燥材を抜きとらずに調理してしまった人もいました。
最近の災害食は本当に美味しくて、味わった全ての人が「おいしい、もっと食べたい。」と話していたのが印象的でした。
また、災害現場を想定してみると、調理を始めてから食べられるようになるまではお湯で15分、水で60分かかるので、「お湯(15分)では待てるけど、水(60分)では待てないかな。」と話す人もいました。








